瞬間接着剤が指についてしまいすぐにくっついて取れなくなった経験は多くの方が持っているのではないでしょうか?
すぐくっつくので作業も速くできて便利なものですが、なぜ瞬間接着剤はなぜすぐにくっつくのか、今回はそんな疑問にお答えします。
瞬間接着剤が固まる仕組み
接着剤にもいろいろな種類があります。
2液を混ぜて、水分が乾いて、光に反応して…など
そして瞬間接着剤はというと・・・水分に反応して固まります。
容器の中では液体なのに出してくっつけるとすぐに固まる、これは瞬間接着剤の中に入っている成分が空気中やくっつけるものの表面にある目に見えないほどの水分に反応するからです。
この瞬間接着剤に入っている成分を「シアノアクリレート」といいます。容器の中ではバラバラ(液体の状態)ですが、水分に触れた瞬間に次々に反応してカチカチに固まります。
この反応がとても速いのですぐにくっつけたいもの同士をくっつけることができます。
このようにシアノアクリレートが主成分の接着剤を「瞬間接着剤」と呼びます。もし売っている接着剤が瞬間接着剤か知りたいときはパッケージの裏などに書かれた成分を見てみてください。